現状と今後の展開

かなり久しぶりの投稿、、

早いもので、トレード日誌のブログを休止して三ヶ月、短期トレーディングを始めて来月で一年になるが、トレーダーとしての現状と今後の展開についてまとめようと思う。

というのも、現時点で自分の中で一つ区切りがついたのでその節目として良いタイミングだと思ったから。

まず休止してからの三ヶ月間は、それまで通り実際に取引をしながら研究という日々を送っていた。

ただ大きく変わったことが二つ。

意識面では、それまでは実際の取引があっての研究(?)という感じだったが、研究の一環として検証するための取引といった感じに変わった。

行動面では、当日中に反対売買するデイトレードは一切やめて、一泊二日のオーバーナイト取引に変えた。

僕がそもそもずっと間違っていたのは、明確にやるべき取引(根拠や局面)が分かっていないのに、結果を求めた取引なんてやっても意味がない。

なぜなら、それで勝てたとしても再現性なんてなくて次何したら良いか分からないし、これだとやってることギャンブルと変わらない。

まずは自分の性格や好みを理解して、それに沿った取引スタイルを考えて、それに基づいて取引規則を定めて、その通りに行動する。

大事なのは、『一貫性と自己規律』。

この世界で勝負がしたいのならまずはここからだ!ということに、約九ヶ月かけてやっと辿り着いた気がした。

それからは、自分のやるべき取引が何なのかを明確にすることを、まずは目先の目標として研究していった。

その過程で、自分にはデイトレードは合っていないと感じたから、オーバーナイト取引に変えることにした。

そして、ある程度自分の取引スタイルを決めてから、次は自ら取引規則を定めるためにとことん突き詰めていく。

そのために、取引すると決めたある特定の局面に限定して、過去二年分のデータ収集・ザラ場の監視・毎日の記録をしていった。

そしてそれらを用いて仮説や検証を日々行い取引規則を定めていくことで、自分のやるべきことが徐々に分かってきた。

何とかある程度勝負ができるであろうところまではきていると感じていたのだが、ある大きな問題が生じる。

この取引スタイルではLC(ロスカット)を頻繁にしていく必要があるため、資金にある程度余裕がないとそもそも成立しない。

イメージ的には、「LC→LC→LC→LC→全ての損失を上回る大きな利益」みたいな感じで、いわゆる逆コツコツドカンということになる。

しかし残念なことに、研究の過程で資金が信用取引できるギリギリのラインまできてしまい、今までは入金を繰り返して逃れていたがそれもできなくなってしまった。

というのも、ここ数ヶ月は最低限生活できるラインまで仕事を制限して、株トレードの研究を第一優先にしていた。

このまま取引していったところで、利益が損失を上回る前に信用取引ができなくなってしまう可能性がかなり高い。

オーバーナイト取引のため現物でやることも不可能ではないが、同銘柄を買い直せなかったり資金効率もかなり悪くなってしまう。

そして資金がギリギリすぎることで起こる一番の悪影響が、「少しの損失も許されない」という状況が精神的に恐怖・不安を余計に感じてしまう。

その結果、正常な判断が下せなくなったり規則通りの行動ができなくなってしまう。

つまり、本来は規則通りの取引で生じる損失はあって当然なのに、それが受け入れられずに取引すべきところで怖気づいてしまい取引できなかった、ということになりかねない。

こうなってしまうと、そもそも今まで積み上げてきたことの意味が一切なくなりまたギャンブルチックになり、本末転倒になってしまう。

そこで考えた結果、これから半年間は毎日のデータ収集と記録以外は株を一切触らずに、全ての時間を仕事に費やして資金作りに集中することに決めた。

ただ僕は実家暮らしではなく毎月の支出もそれなりに大きいので、そんなにガツガツ貯めることは難しいが。

それでも半年間休みなく働けば、何とか勝負できるくらいの資金までは持っていけるはず。

家族も僕の仕事や夢・目標については理解してくれていて、環境的にも恵まれている。

相場師としての挑戦、それは紛れもなく自分で決めたこと。

もうここまできたら覚悟を決めてやるしかない。

全ては、まだ見たことのない景色へ辿り着くために・・・

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